11月 2013

世界一かんたんなデジカメのしくみ3~デジ亀くんのエサ(露出)~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

世界一かんたんなデジカメのしくみ2からのつづき

 

F>さぁ、今日はいよいよデジ亀くんのエサについて話をするよ

Y>デジ亀くんもエサを食べないと死んじゃうんだね

F>いや、エサがなくても死にはしない。ただ仕事をしてくれないだけだよ。

Y>ふう〜ん。で、そのエサっていったい何?

F>デジ亀くんのエサはね「光の玉」だよ。「光の玉」がないと仕事をしてくれないんだ

Y>「光の玉」???

F>そう「光の玉」。つまり真っ暗闇では仕事ができないけど、ほんのわずかでも光があれば仕事ができるってこと

Y>へぇ〜結構がんばり屋だね

F>ただし暗いところだと、仕事がものすごく遅くなるけどね。

Y>で、エサっていつやればいいの?

F>それは卵を産ませたいときさ

Y>「卵を産む」だって?

F>ハハハ、「卵を産む」っていうのは「写真を撮る」ってことだよ

Y>デジ亀くんの世界では、写真のことを卵って言うんだね

F>正確に言うと、写真を撮って出来上がった画像データのことを「卵」と言っている

Y>何かわかったような、わからんような。それで、エサはどれくらい食べさせればいいの?

F>それはね。ヤマトが気にしなくてもデジ亀くんが勝手に適当な量を食べてくれるから心配しなくていい

Y>ほう。じゃあ、卵を産ませたいときはどうすればいいの?

F>カンタンだよ。デジ亀くんの頭をポンと押さえるだけ

Y>それは、たしかにカンタンだ

F>だろ。頭をポンと押せば、勝手にエサを食べて卵を産んでくれる。これがデジ亀くんの一番カンタンな仕事さ

デジ亀くん2(400)

 

イラスト提供:tacakoさん

Y>なんとなくわかってきたぞ

F>でじ亀くんの「エサ」つまり「光の玉」のことを、カメラの世界では「露出」。そして、デジ亀くんが一回の仕事をするために必要なエサの量のことを「適正露出」と言っているよ。

F>次回は、デジ亀くんがエサを食べ過ぎたらどうなるかって話をしようね

 

エサ(光の玉)=露出

一回の仕事に必要な適量のエサ=適正露出

世界一かんたんなデジカメのしくみ4へつづく・・・

 

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子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第3話~主役は一つの原則~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第2話からのつづき

 

F>ちょっとヤマトの撮った写真見せてみなよ

Y>ああいいよ。はいこれ、結構うまく撮れてるだろ?

F>どれどれ・・・こりゃー全然ダメだ!

Y>いったい何がダメなんだよ

F>ヤマトは『半沢直樹』ってドラマ知ってる?

Y>毎週見てたから知ってるよ、けど『半沢直樹』と子ども写真、一体どういう関係があるの?

F>ないね

Y>ないなら、言うなよ

F>ヤマトは『家政婦のミタ』って知ってる?

Y>知ってるって、どっちも人気ドラマだろ、たしかどっちも視聴率40%くらいあったんじゃないかな?

F>ヤマトは半沢直樹のドラマに家政婦のミタを登場させたら、視聴率が80%になると思う?

Y>いやーそりゃいくら何でも無理でしょ。第一、主人公が二人いたらドラマに集中できなくなって逆に視聴率が落ちちゃうんじゃないかな?っていうか、俺はお前とテレビドラマの話がしたいんじゃないんだぞ

F>まあまあ落ち着け、だからそういうことだ

Y>はぁ?お前の言っていることはサッパリわからん

F>だからね、ドラマも主人公が二人だと印象が薄くなるだろ。だから、子ども写真にも主役は二人いらないんだよ

Y>でもこの写真、子ども一人しか写ってないけど

F>あのね、二人っていうのはたとえだよ。ヤマトの写真良く見てみろよ、子どもの後ろに蒸気機関車がドカンと写ってるだろ、つまり子どもと機関車どっちもが主役になっちゃってるんだ

Y>言われてみれば、主役の子どもより、機関車の方がむしろ大きい

F>やっとわかったみたいだね

Y>じゃーどうすればいいの?

F>方法はいろいろあるんだけど、例えば機関車をボカして小さく入れてやればいい。つまり子どもを主役にして、機関車を脇役にするんだ。このようにね

Y>なるほど、これで間違いなく子どもが主役になったね。こんど実践してみるよ!

F>誤解しないでほしいんだけど、親子の絆を写したいときに、お母さんと子どもを一緒に写すだろ。この場合は主役は二人とは言わないよ。この場合は「絆(きずな)」が主役になってるんだから

Y>やっぱり難しい・・・

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第4話へつづく・・・

 

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世界一かんたんなデジカメのしくみ2~デジ亀くんの生態~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

世界一かんたんなデジカメのしくみ1からのつづき

 

F>さあ、今日からはデジ亀くんの生態についての話をするよ、メモの用意はいいかな?

Y>どうぞ始めてください、フクロウ先生!

F>よし、では始めます。デジ亀くんが、ペットとして誕生したのは1980年代。現在は毎年4000万匹以上が養殖されている

Y>4000万匹?すごい数だ

F>誕生した当初は1匹500万円もする高価なペットだったけど、今では1匹1万円程度で購入できるようになったんだよ

Y>ずいぶん安くなったもんだね

F>安くなったのは、中国や東南アジアで養殖されるようになってきたからだね

Y>日本ではあまり養殖されてないんだ

F>デジ亀くんには扱いやすい品種から、扱いにくい品種までいろいろあるから、最初は飼いやすい品種を選ぶといいよ

Y>飼いやすい品種ねぇ

F>まあ値段の安い品種が飼いやすいかな。最近は小型でオシャレなデジ亀くんが増えてきたから、女性の飼い主が増えてきたよ

Y>ふ~ん、昔は男性の飼い主が多かったんだ。

F>昔はね、自分のデジ亀くんにはCの血統書がついてるだの、Nの血統書がついてるだのと言って、飼い主同士がお互いを罵り合ったりしていたね。でも最近は純粋にデジ亀くんとの生活を楽しむ飼い主が増えてきたよ

Y>ところで、デジ亀くんって寿命はあるの?

F>もちろんあるよ。まあ3年~5年ってとこかな

F>でもね、残念ながら天寿を全うすることは少なく、ほとんどが飼い主に捨てられて命を落としていくよ

Y>飼い主って結構冷たいんだね

F>そうなんだ。生産者がこんなすごいデジ亀くんができましたって大きく宣伝するからね。じゃーちょっとまとめてみよう!

 デジ亀くん100

seitaiblue

 

F>次回はデジ亀くんのエサについて説明していくからね。お楽しみに!

世界一かんたんなデジカメのしくみ3へつづく・・・

 

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子ども写真島の神々1〜土門拳神〜

昭和のこどもたち

F>フクロウ Y>ヤマト

 

Y>ところで、お前はギリシャで子ども写真を教わったんだって?

F>そうだよ

Y>いったい誰に教わったの?

F>子ども写真島の神々からだよ

Y>子ども写真島?神???

F>子ども写真島にはたくさんの神が棲んでいる。写神(シャシン)と呼ばれている神たちだ。

Y>写神?な〜んか、うさんくさそうだねぇ

F>そんなバチ当たりなことを言うもんじゃないよ。写神はすごいんだぞ〜

Y>じゃー子ども写真島にはどんな写神がいるの?

F>そうだな、たくさんいるけど、巨匠中の巨匠は土門神だろうな

Y>神に巨匠も何もないと思うけどまあいいや。その土門神のことを少し教えてよ

F>ヤマトも少しはやる気がでてきたねぇ、じゃー教えてあげよう

Y>・・・

F>土門神は昭和の時代、子どもたちの天真爛漫な姿をみごとに写真で描写していたんだよ。「江東のこどもたち」では、そこにまるでカメラなど存在しないかのように、子どもが実に自然な表情で無邪気に遊んでいる。写真を見ているとその時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えるね。

Y>へえ〜、そんなにすごいんだ

F>そんな土門神なんだけどね、時代が流れ、戦争の勃発などにより、あるとき、子どもたちの表情から昔のような明るい無邪気さが消えていることに気づくんだ。やがて土門神は、厳しい社会を生きる子どもの姿を撮ることで、社会の歪みを表現しようとする。炭坑に生きる「筑豊のこどもたち」にはそんな土門神の強い意志が現れているよ。

Y>同じ子どもの写真でも、「江東のこどもたち」と「筑豊のこどもたち」では全然違うんだね。

F>あっ、そういえば、京都の高島屋で土門神の写真展やってたよ

Y>えっ、いつまでやっているの?

F>今日までだけど・・・

Y>もう見れないじゃん、もっと早く言ってよ〜

F>ゴメン、ゴメン。ボクも今日気づいて、慌てて行って来た

Y>あ〜あ、行きたかったなぁ、土門神の写真展。で、たくさんの人が見に来てた?

F>うん。たくさん来てたね。でも、ほとんどが60代、70代の人たちだった。「昔はこんなだった」と昭和の時代を懐かしむように写真を見てたよ。

Y>若い人は来てないの?

F>残念ながらあまり来てなかったね。これから子どもの写真を撮るであろう若いお父さん、お母さんにこそ、見てほしい写真なんだけどね。子ども写真はこうやって撮るんだっていうお手本がいっぱいあるよ。

Y>やっぱり見たかった・・・

F>あっそうそう、写真展に行けなかったヤマトのために、土門神の写真に役立つすごくいい言葉をひかえてきたよ

Y>何?何?

F>ちょっと待ってよ・・・、あった。これだ!

 

〜土門神のことば〜
こどもたちというものは、よその土地からきた僕のような闖入者をはじめは警戒したり、物珍しげにまわりにたかったりするが、カメラを見せたり、ファインダーをのぞかせたりして一通り彼らの好奇心を満足させてやると、すぐにまたもとの遊びに戻ってしまう。もとの遊びに戻った彼らは、もはや僕の存在など眼中にない。そこではじめてこっちの仕事がはじまるのである。ゆきずりのスナップでないかぎり、彼らに対する忍耐強いサービスがまず必要である。


 

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《フクロウ便り》美術展「写真」第28回国民文化祭中央市実行委員会会長賞

第28回国民文化祭中央市実行委員会会長賞
タイトル「大空と海と私」

展覧会は2013/11/5~2013/11/10 山梨県中央市玉穂総合会館にて

 

第28回国民文化祭・やまなし2013中央市主催事業、美術展「写真」にて、第28回国民文化祭中央市実行委員会会長賞をいただきました。テーマは「私の好きな道の駅」です。
この写真は昨年しまなみ海道を訪れた際、「多々羅しまなみ公園」という道の駅で撮ったアルバム用の記念写真です。
のちに偶然にも写真館で「道の駅」写真コンテストというパンフレットを見つけたので、軽い気持ちで応募してみました。
多々羅しまなみ公園に着いたとき、青い空と海に体全体が包まれていくような感覚だったことを今でも覚えています。
11月10日の山梨県での表彰式には、旅費・宿泊費つきでご招待いただき、私も何とかしてお邪魔したかったのですが、表彰式前日の夜は京都で仕事があり、どうがんばっても朝10時からの表彰式に出席できそうにありません。
審査員の皆様には選考の御礼を申し上げますとともに、この場をお借りして無礼をお詫び申し上げます。

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世界一かんたんなデジカメのしくみ1~デジ亀くん誕生!~

デジ亀くん300

イラスト提供:tacakoさん

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

 

Y>ほんと、デジカメのトリセツって何書いてんのかさっぱりわからないよなあ。ISO感度だのホワイトバランスだのって専門用語ばっかし

F>確かにデジカメは専門用語が多いよね

Y>多すぎるよ。みんなわかってデジカメ使ってんのかな?

F>あんまりわかってないかもね。難しからっていつも全自動モードしか使わない人もたくさんいるよ

Y>だろうな、こんなの読んだってさっぱり分かんないもん。俺もあきらめようかな

F>ヤマトには前も言ったろ、全部カメラ任せだと、上手には撮れないって

Y>う~ん、だけどこんな専門用語、頭に入らないし・・・

F>大丈夫、ボクがわかりやすく説明するから安心して

Y>は~い、オ・ネ・ガ・イ・シ・マ・ス

F>まず、デジカメは亀(カメ)だと考えるといいよ

Y>はあ?どうしてデジカメが、いきなり亀なんだよ。それ、ただのゴロ合わせだろ。無理ありすぎ

F>まあちょっと無理はあるけどね。とにかくデジカメは亀ってことでいいね。名前は、そうだな・・・「デジ亀くん」にしよう

Y>ギリシャではカメラを亀にたとえて教えたりするの?

F>いいや

F>ボクがギリシャから日本に飛んでくる途中に思いついたんだよ、カメラを亀にたとえるとわかりやすいかもって

Y>ほんとにわかりやすいのかなぁ?

F>さあ、どうだろうね、ヤマトは実験台だから。ヤマトがわかったら、みんなもわかるんじゃない?

Y>実験?勘弁してくれよ~

F>大丈夫、ちゃんとわかるようになるって

F>それによく見ると、デジカメは亀に似てなくもないよ、ほら!

1DX

Y>ううん、亀ねえ・・・・、亀っていうより、肩のラインはカメムシって感じかな?

kamemushi

F>まあ、そんなことどっちだっていいから

F>じゃー次からは「デジ亀くん」の生態について説明していくよ

Y>なんだ、今じゃないのか

F>あせらない、あせらない

世界一かんたんなデジカメのしくみ2へつづく・・・

 

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子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第2話~高級フレンチレストランにて~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第1話からのつづき

 

F>おい、ヤマト! 新しいカメラ買ったのか?

Y>子どもの写真撮るためにボーナスで買ったんだ。これでステキな写真をジャンジャン撮るぞ・・・

F>いくらいいカメラ買っても、ステキな写真なんて撮れないよ

Y>それ、どういう意味だよ?

F>ヤマトは高級フレンチ食べに行ったことある?

Y>そんなもん食べるカネなんかないよ

F>だろうな

Y>だったら聞くなよ。っていうか写真と高級フレンチ、一体どんな関係があるんだよ

F>それはあとのお楽しみ!じゃーここが高級フレンチレストランだとしよう。僕がウエイターで、ヤマトが客だ。いいね?

Y>なんでそんなことしなくちゃいけないんだよぉ。めんどくさい

F>つべこべ言わずに、ちょっとやってみな

Y>しょうがないなあ。で、何をすればいいの?

F>ヤマトが客として、レストランに入ってくるところからスタートしよう

Y>はいはい。えー今日7時に予約してたヤマトと申しますけど・・・

F>いらっしゃいませムッシュー・ヤマト様、お待ちしておりました。お荷物をお預かりいたします。どうぞこちらへ

F>お席はあちらにご用意いたしております

Y>あ、はい、どうも・・・

F>では、こちらがワインリストでございます。ソムリエをお呼びしましょうか?

Y>いっいや、いいよ。で、ここのおススメは?

F>はい、’08産のシャル・モンポワール・デジカメーニュが当店のおススメでございます

Y>じゃ、じゃーそれをグラスで

F>かしこまりました。こちらはお料理のメニューでございます

Y>ご予約の際にシェフ特製ディナーと承っておりましたので、オードブルはこちらから、メインはこちらのリストからお選びください

Y>えーこんなにたくさんあるの?どれにしようかな?

F>メニューが上下逆さまでございます、お客様

フレンチレストラン300

イラスト提供:アベ_080さん

Y>うるさいよ!

F>失礼いたしました、ムッシュー・ヤマト様

Y>全部フランス語で書いてあるし、どれを選んでいいのかさっぱりわからないので、シェフのおススメでお願いします

F>承知いたしました・・・

Y>で、さあ、こんなレストランのマネ事なんかやってどんな意味があんのさ?そろそろ教えてよ。

F>せっかくいいカメラを買ってもこれと同じってことさ

Y>はあ?

F>高いおカネを払って高級レストランに行けば、旨いものが食べられる気がするだろ

F>でも、実際は高級レストランになればなるほど、ワインも多いしメニューも多い。カメラも同様に高いカメラを買えば買うほど機能が多くて、いったいどこをどう触っていいのかわからなくなるんだ。説明書なんか読んでも、専門用語ばかりでちっともわからない。結局すべてカメラにお任せってなるわけ。フランス語のメニュー見せられて、挙句の果てに「シェフのおススメお願いします」っていうのと同じだよ

Y>別にシェフお任せだっていいじゃん

F>それじゃー高いおカネを払っても、絶対美味しいものは食べられないね

F>事実、ヤマトはワインリスト見せられて、赤か白かさえ自分の希望を言えなかったじゃないか?しかも、シェフのおススメ料理にはヤマトの大嫌いなフォアグラが入ってんだぞ

Y>ギェ、フォアグラだけはやめてくれよぉ

F>だろ、だから、まずはウエイターに自分の嗜好をキチンと伝えなきゃいけないんだ。どんな腕のいいシェフでもヤマトの好みなんてわかりっこないんだから

F>写真も同じ。いったいヤマトがどんな写真を撮りたいのか、カメラにちゃんと意思を伝えなきゃいけない。カメラお任せだとヤマトの意図しないとんでもない写真ができちゃうかもしれないぞ

Y>そういうもんなんだな

F>そういうもんなんだよ。カメラにしてみれば、ヤマトが子どもを可愛く撮ろうとしているのか、悲惨な戦場ドキュメンタリーを撮ろうとしているのか、知ったこっちゃないんだから。

Y>なるほどね

F>でも、一度に全部覚えようとしなくてもいいよ。まずは自分の興味の持てそうなところから覚えていけばいいんだ。ワインだけはお気に入りのものをいつでも注文できるようにするのと同じだね

Y>わかった、じゃー俺も少しずつ頑張ってみるよ

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第3話へつづく・・・

 

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子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第1話〜ムラサキのふくろうとの出会い〜

窓300

イラスト提供:enaさん

その日は突然やってきた。

念願の長女が生まれ、これからこの子の成長記録を撮っていこうと、買ったばかりのデジカメをテーブルの上において、ウキウキした気分で取扱説明書を読んでいるときのことだった。

時刻は夜の11時過ぎ、みんな寝静まって、物音一つ聞こえない。

夜のコーヒーは妻から禁じられているが、今日ぐらいはいいだろう。

コーヒーの香ばしい香りが漂う自分ひとりの至福の時間。

その時、

「パタン」

鍵をかけたはずの窓がふいに開いた。

「おかしいなあ、さっき閉めたはずなのに」

さっと、カーテンを引いて窓を閉め、鍵をかける。

「パタン」

また、開く。

「壊れているのかな?」

と思った瞬間、窓の向こうの桜の木に、むらさき色の物体が見えた。

「いったいなんだろう?あれは」

それは、一羽のフクロウだった。

「むらさきのフクロウ? 珍しい!」

写真に収めてやろうと、リビングから買ったばかりのデジカメを持ってくると、

フクロウはもうそこにはいなかった。

「ちぇ、逃げられたか。まあいいや」

とあきらめて、もう一度窓に鍵をかける。

そして、リビングに戻ってコーヒーをひと口・・・・・

「えっ!」

なんと窓の中にに入ってきているではありませんか、むらさきのフクロウが。

しりもちをつきそうなぐらいビックリしましたが、ほんとうの驚きはこれからです。

そのフクロウが・・・なんと・・・

人間のことばで私に話しかけてきたのです。

 

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

 

F>おい、ヤマト!

Y>えっ、なぜ俺の名前知ってんの?っていうか、なぜフクロウが日本語しゃべれんの?

F>ギリシャで勉強してきたんだよ

Y>ギリシャ?お前ギリシャから飛んで来たの?なぜ日本に来たんだよぉ

F>あっちは今いろいろと大変なんだ。ユーロ危機ってヤツでね。まあ、そんなことはどうでもいいや。ところで、ヤマトは写真撮るの?

Y>う、うん、まあそうだけど・・・

F>説明書ちゃんと読んだ?

Y>読んだけど、正直よくわかんない

F>だろうな。それはヤマトにわからないように書いてあるんだよ

Y>えっ、なぜ?

F>決まってるだろ、そんなカンタンに理解できたら、みんな写真が上手くなって、この世のカメラマンが職を失っちゃうじゃないか。だから、できるだけわからないように書いてあるんだよ

Y>そういうカラクリか。でもお前よくそんなこと知ってるな

F>ハハハ。ボクは何でも知ってるよ。何ならボクがヤマトにもわかるようにステキな子ども写真を撮るコツ、教えてやろうか?

Y>頼むよ。お願い!これから子どもの写真をいっぱい撮りたいんだ

F>子ども写真?ならボクの得意分野だ、任せといて・・・・・

これが、むらさきのフクロウとの奇妙な出会いだった。

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第2話へつづく・・・

 

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