2月 2014

《フクロウ便り》佐村河内氏問題から写真を考える〜作者は誰か〜

yamatoback

現代のベートーベンと言われた人気作曲家佐村河内氏にゴーストライターがいたという事実が明らかになった。ゴシップ的な話はワイドショーにお任せするとして、ここでは少し視点を変えてこの問題に触れてみたい。

私は、この事件を知ってすぐに、報道写真家としてその名をとどろかせた名取洋之助氏のことを思い出した。名取氏が表舞台で脚光を浴びるようになったのは、ドイツ人妻エルナが撮影した火災現場の写真の中から、名取氏が写真を吟味選択し、組写真として発表したのがきっかけである。名取氏の名誉のために、彼はこの事実を決して隠蔽しなかった。しかし、以前から、写真家として評価されるべきは撮影者であるエルナか、写真をセレクトした名取氏か、この問いがいつも私を悩ませてきた。

翻って、今回の佐村河内氏の事件。彼がゴーストライターの新垣氏の存在を隠蔽した事実は論外として、はたして佐村河内氏の存在なくして、曲はあれほどまでに評価されたのだろうか?佐村河内氏の「被爆二世」「全聾(こちらは疑惑が持ち上がっているが)」「ミステリアスな風貌や言動」という外的要因によって、世間一般、いや専門家からも評価されてきたという事実は否めない。もし仮に佐村河内氏がゴーストライターの存在を認めた上で、曲を発表していたら、天才と呼ばれるべきは佐村河内氏か、新垣氏か。

真の作者はいったい誰なんだろう?
この出口のない迷路を永遠と彷徨っていると、突然妻が私に声をかけた。
「今度スキーに行くんでしょ!この手袋がいいんじゃないかと思って・・・」
妻は子どもにどういう服を着せれば写真映えするかを考えていた。そういえば、あの撮影のとき、「写真撮るなら、ここがいいんじゃない」と言いながら子どもを誘い、場の雰囲気を盛り上げてくれたのは妻だった。カメラを全く意識せずいい表情をしてくれたのは子ども。ピントをしっかり合わせてくれたのは最新式のカメラ。そして背景をキレイにボカしてくれたのは優秀なレンズだ。きっとあの日の子どもの服装も妻が前日に考えたのだろう。そして最後に私がシャッターボタンを押し、入賞通知が届いた。

「パパ、おめでとう!やったね」

作者は誰で、ほんとうに評価されるべきは誰なんだろう・・・

今日はとても眠れそうにない。

佐村河内氏問題から写真を考える〜作品の評価とは〜へつづく・・・

 

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世界一かんたんなデジカメのしくみ14〜光にはいろんな色がある(ホワイトバランス)〜

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

世界一かんたんなデジカメのしくみ13からのつづき

 

F>ヤマト、デジ亀くんには光の色を見分ける能力があるんだよ。知ってる?

Y>光の色?

F>そうだよ。たとえば裸電球、これはオレンジの光だ

Y>はっはっは、そんなの俺にだってわかるよ。電球がオレンジなのは当たり前だ!

F>へーヤマトも結構いけてるじゃん

Y>えっへん

F>じゃー曇りの日は水色に見える?

Y>はあ?

F>日陰は青く見える?

Y>見えるわけないだろ!

F>デジ亀くんの目はね、人間よりずっと光の色に敏感なんだよ。だから、人間の目が裸電球の光をオレンジ色と認識できるように、曇りの光は水色、日陰は青色に見えちゃうんだ

whitebalance

 

イラスト提供:tacakoさん

Y>ということは、日陰で撮ると写真が青くなっちゃうってこと?

F>そう

Y>でもそれだと困っちゃうよね

F>大丈夫。デジ亀くん用にとっておきのミラクルカプセルがあるから安心して

Y>ミラクルカプセルって、また劇薬でしょ?

F>これは薬じゃないよ。ミラクルカプセルはサプリメントみたいなもんだから、副作用もない

Y>ほんとかなぁ、何か裏がありそうだぞ

世界一かんたんなデジカメのしくみ15へつづく・・・

 

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子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第24話~カードエラーの予防策~

DSC_0887

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第23話からのつづき

 

Y>ねぇねぇ、カメラの液晶画面に「再生できない画像です」って表示が出てるんだけど・・・

F>・・・

Y>黙ってないで何とか言ってよ!

F>ご愁傷様。たぶんその画像データは消えちゃったね

Y>オイ!オイ!消えちゃったねって、そんなカンタンに言うなよ

F>ボクに言われても、もうどうしようもないよ。それよりなぜこうなったのか思い当たるフシはないの?

Y>カードリーダーを使ってパソコンに画像データを取り込んでいる時に、どういうわけか転送が途中で止まっちゃったんだ。そのあとカメラにカードを入れてみたらご覧のとおり。10枚ほど画像が表示できなくなっちゃった

F>そのカードリーダーって、もしかして電源がついてないUSBに差すだけのタイプ?

Y>そうだけど・・・

F>やっぱり

Y>えっ、こういうカードリーダーは使っちゃーダメなの?

F>そういうカードリーダーはね、小型だから携帯には便利なんだ。だけど、何らかの接触不良でデータ転送できなくなると、とたんに電気の供給自体も止まっちゃうから転送中にデータが壊れるリスクが大きいよ

Y>じゃーどうやってパソコンに画像データを取り込めばいいんだよ

F>カメラから直接取り込む方がリスクは少ないね

Y>ヌ、ヌ、ヌ、そうだったのか・・・

F>カードの中の画像が壊れちゃうリスクを100%回避することはできないけど、今から言うことをやっていれば、ずいぶんリスクは減ると思うよ

1.電源のないカードリーダーはなるべく使わない

2.一度エラーが発生したカードは涙を飲んで捨てる

3.信頼のおけるメーカーのカードを使う

4.たくさん写真を撮るときは、複数枚のカードに分ける

5.今度カメラを買うときはカードが2枚入る機種を選ぶ

F>ヤマトもこれぐらいのことをやらなくっちゃね。大切な子どもの写真なんだから

Y>で、さっきの画像なんとか元にもどせないの?

F>無理!無理!あきらめるんだね

Y>そんな〜

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第25話へつづく・・・

 

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子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第23話~背景はシンプルに!~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第22話からのつづき

 

Y>もっとスッキリした写真が撮れないもんかねぇ

F>ヤマトのいうスッキリした写真って?

Y>そうだなあ、子どもが引き立つような写真かな

F>子どもが引き立つ写真?だったら難しく考える必要なんてないよ。バックをとことんシンプルにしてやればいい

Y>シンプルだって?

F>スタジオでモデルさんを撮るときには、バックシートといって背景に無地の紙を吊るすんだ。バックに余計なものが写らないようにして、モデルさんを引き立たせるためにね。だから、それと同じことをヤマトもやればいい

Y>冗談じゃない。あんな大きな機材、家に置けるわけないだろ

F>何もあんな大きな機材を買えっていってるんじゃないんだ。室内でも屋外でもゴチャゴチャしてないところを背景に選んで撮ればいいってことだよ

Y>そんなとこってあるのかなぁ

F>いっぱいあるよ。例えば家の壁とか、外に行けば緑の葉っぱとか、イルミネーションとかいっぱいあるよ。青空バックだっていいんだよ

F>なるほど。そう考えると確かにたくさんある

Y>だろ。上の写真みたいな人がウジャウジャいるお祭りの日だって、工夫すればシンプルな背景で撮れるんだよ

F>ふだん、散歩するときもボーっと歩いてないで、ここで撮ったらシンプルなバックで撮れるなぁとか考えてないとだめだよ

Y>ボーっとなんかしてない!

F>だったらいいんだけど

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第24話へつづく・・・

 

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