6月 2014

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第40話~フォーカス写真の撮り方~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第39話からのつづき

 

F>前回はブレを利用した流し撮りの方法を解説したけど、その後練習の成果はどう?

Y>たまには成功もあるけど、まだまだ失敗が多いかな。特にピント合わせが難しい

F>シャッタースピードが遅いってことは、絞りがグッと絞られるから、本来そんなシビアなピント合わせは必要ないはずなんだけどなあ

Y>走ってくる子どもにピントを合わせようとすると、バックの木の方にピントが合っちゃったりするんだよね

F>なるほど、そういうことか。だったら、対応はカンタンだよ。子どもが走るルートは決まってるんだから、子どもが通過するポイントにあらかじめピントを合わせておいて、撮る瞬間はオートフォーカスが作動しないようにしておけばいいんだよ。こうすれば、あとはカメラで子どもを追いかけることだけに専念できる

Y>撮る前にピントを合わせるのか?考えつかなかったなぁ

F>これは運動会でも使えるテクニックだよ。置きピンっていう古典的なテクニックさ

Y>置きピンか・・・

F>それより、今日はフォーカス写真の撮り方をヤマトに教えてあげようと思うんだ

Y>フォーカス写真って何?

F>まあ、上の写真をみてごらんよ。面白いだろ!

Y>うわぁ、顔から光線がでてるみたいだ~

F>これは露光間ズームと言って、シャッターが開いている間に画角を変えることでその軌跡を写真に残すテクニックだ。これも流し撮りと同じブレの応用だよ

Y>これ、どうやって撮るの?

F>まずは、カメラにズームレンズ(広角になったり望遠になったりするレンズ)をセットすることから始める。これは画角が変化しない単焦点レンズではできないんだ

Y>それから、それから

F>次に、そのズームレンズをめいっぱい望遠側にして顔だけをアップで写すようにカメラを構える

Y>顔をアップで撮るようにと・・・

F>シャッタースピードは流し撮りのときと同じように、シャッタースピード優先モードで1/15秒くらいのスローシャッターに設定してみよう

Y>シャッタースピードもOK!

F>よし、じゃーこれで準備はOKだ。シャッターを押す瞬間に、ズームレンズを広角側にグルっと回してみよう。こんな風にね!(メーカーによって回す方向が異なります)

camera400

 

イラスト提供:wakotozakkaさん

Y>あっ、できた、できた

F>だろ、これはたぶん流し撮りよりカンタンだよ。だから、いろんな場面でやってみるとイイよ。きっと思っても見なかった不思議な写真が撮れるから

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第41話へつづく・・・

 

  • この記事がご参考になりましたら、下の3つのバナーをクリックして応援してください
  • あまり参考にならないようでしたらゴメンナサイ。
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

    《タイトルをクリックすると、下にコメント欄が表示されます。コメントお待ちしています。》

 

 

【関西の子ども撮影地案内16】美山かやぶきの里(京都府美山町)

京都にも白川郷に似たかやぶき屋根の集落があります。

京阪神で日本の原風景と出会える場所は限られますが、美山かやぶきの里はその数少ない一つと言えるでしょう。

2番目の写真は、レトロなポスト、かやぶき屋根の連なり、バックに北山杉と、美山お決まりの定番撮影スポットですが、実はこの場所で絵はがきさながらの写真を撮るのは意外と難しいのです。

と言いますのは、ここに車を止めて散策する人があとをたたず、運良く車がなかったとしても、常に観光客が大勢歩いているのです。

この日は雨が降っていたお陰で、偶然このような写真を撮ることができました。でもよく見ると、右の木陰から人がわずかに出て来ているのがお分かりになりますでしょうか?

子どもには、雨の中15分ほどポストの横で待機してもらい、人が途切れた瞬間にダッシュするようお願いしました。そのせいで子どもの服はびしょ濡れです。(私の子でなかったらこんなことしなくて良かったのに。何と運の悪い子)

その後、「あれだけ苦労して撮った写真がこれ?」と、家族から総スカンを食らったのは言うまでもありません。

1回の成功のためには100回の失敗が必要なのです。(ま、私の場合はですけど)

そうそう、この日はブログ上で親しくさせていただいているSさんとバッタリお会いしたのでした。Sさん、写真の出来はいかがでしたでしょうか?

美山町へは京都市内から国道162号線で高雄、周山を経由し、ひたすら北上、車で約1時間半で到着します。道の駅「美山ふれあい広場」のジェラートが美味しいのでおススメですよ!

美山かやぶきの里

 

  • この記事がご参考になりましたら、下の3つのバナーをクリックして応援してください
  • あまり参考にならないようでしたらゴメンナサイ。
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

    《タイトルをクリックすると、下にコメント欄が表示されます。コメントお待ちしています。》

 

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第39話〜スピード感は流し撮りで〜

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第38話からのつづき

 

Y>ねぇ、ねぇ、エフワンとかでさぁ、背景が風のように流れてる写真あるだろ、あれどうやって撮ってるの?

F>いきなり何だよ、ヤマトはカーレースの写真なんて撮らないだろ?

Y>カーレースは撮らないと思うんだけど、子どもが走っているシーンもあんな風に撮れたらなぁって思うことはあるよ

F>あれはね、要するにブレの応用なんだよ

Y>ブレの応用?

F>そう、ブレ。みんなできるだけブレないように写真を撮りたいって思ってるけど、実はブレがあるから写真は面白いんだよ

Y>どういう意味だろ??

F>上の写真を見てごらんよ。シャッタースピードが速すぎて走ってる子どもがピタっと止まっちゃってるだろ。これだと動感が表現しにくい

Y>一瞬を切り取ったって感じだもんね

F>そのとおり。だから一瞬じゃなくて、もう少し長い時間を切り取るんだよ

Y>シャッタースピード優先モードを使ってシャッタースピードをあえて遅くするってこと?

F>ヤマト!今日は冴えてるね、そうだよ。でもただシャッタースピードを遅くするだけだと、走ってる子どもがブレちゃう

Y>そうだよねぇ

F>だから、走ってくる子どもをブラさないようにカメラで追っかけながらシャッターを切るんだ。すると結果的に、止まってるはずの背景がブレるだろ。これを流し撮りって言うんだよ

nagashidori400

 

イラスト提供:wakotozakkaさん

Y>理屈はわかるけど、そんなの、できっこないよ〜

F>少し練習する必要はあるけど、慣れればそれほど難しいことではないよ。コツはカメラを地面と平行に回転させること

Y>シャッタースピードはどのくらいに設定すればいいの?

F>ケースバイケースだけど、下の写真は1/15秒。背景を大きく流したければ、もっと遅いシャッタースピードを使う必要があるね。ただし遅くなれば遅くなるほど失敗する率が高くなるから

Y>よーし、明日から流し撮りの練習だ!

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第40話へつづく・・・

 

  • この記事がご参考になりましたら、下の3つのバナーをクリックして応援してください
  • あまり参考にならないようでしたらゴメンナサイ。
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

    《タイトルをクリックすると、下にコメント欄が表示されます。コメントお待ちしています。》

 

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第38話~水族館の撮り方~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第37話からのつづき

 

F>京都にも水族館ができたんだって?

Y>うん、鴨川に生息する特別天然記念物オオサンショウウオが目玉になってるよ

F>日本の水族館は神戸が発祥だっていうけど、最近は沖縄の美ら海水族館なんかもスゴイ人気だよね

Y>やっぱり夏は水族館がいいよ。青い水の色を見ているだけで涼しくなるから

F>おっと、今いいこと言ったね。水族館の水は青っていうイメージがあるよね

Y>もちろんだよ

F>だから、水族館で写真を撮るときは、まず水を青く撮ることを考えなければならない

Y>お前と話していると、いつも写真の話になるねェ

F>そんなことより、写真を青くするにはどうすればいいか覚えてる?

Y>もちろん覚えてるよ。ホワイトバランスを電球モードにする、だろ

F>確かにホワイトバランスを電球モードにすると写真は青くなるんだけど、青くならなくてもいい魚や人まで全部青くなっちゃう。この場合は、寒色系だけが青くなるように仕上がり設定(注)を「風景」モードに設定するといいよ

Y>新緑の緑をキレイに見せるやり方と同じだね

F>そのとおり。それだけでも水族館はキレイに撮れるんだけど、それじゃー水族館のPR写真になっちゃう。だから、そこに隠し味を加えるんだ

Y>隠し味ってなんだろ?

F>ヤマトは子どもの写真を撮ってるんだろ。だったら子どもの仕草を一緒に写し込んであげるといいよ

Y>なるほどねぇ~

F>こうすれば、単にキレイな水族館の写真から、ヤマトの作品に変わっていくだろ

Y>どんな写真にも自分らしさを付け加えなくっちゃいけないのか

F>あと、上の写真みたいに水槽の写り込みが気になる時は、PLフィルターっていうのをレンズの前につけて撮ると反射が抑えられるよ

Y>PLフィルター?それ、確かカメラ量販店で売ってたな

F>最後に言い忘れたけど、館内はフラッシュ禁止だからね。魚が驚いちゃうだけでなく、フラッシュの光が水槽に反射しちゃうよ
(注)仕上がり設定はメーカーによって呼び名が違うので注意
キャノン:ピクチャースタイル
ニコン:ピクチャーコントロール
ソニー:クリエイティブスタイル
オリンパス:仕上がりモード
ペンタックス:カスタムイメージ

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第39話へつづく・・・

  • この記事がご参考になりましたら、下の3つのバナーをクリックして応援してください
  • あまり参考にならないようでしたらゴメンナサイ。
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

    《タイトルをクリックすると、下にコメント欄が表示されます。コメントお待ちしています。》

 

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第37話~雨の日のとっておきグッズ~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第36話からのつづき

 

F>ヤマト、最近あまり写真撮ってないんじゃない?

Y>だってこの雨だろ、外で写真撮る気になれないよ~

F>う~ん、気持ちはわかるけどね。梅雨時は梅雨時にしか撮れない写真がある

Y>それはわかるけど、傘差しながら撮ってると濡れちゃうし・・・

rain400

イラスト提供:wakotozakkaさん

F>合羽を着ればいいじゃないか

Y>合羽を着ても、カメラが濡れちゃう

F>だから、カメラにも合羽を着せればいいんだよ

Y>カメラ用の合羽なんてあるの?

F>もちろんだよ、ほら

Y>こんなのが売ってるんだね。知らなかった

F>自分で作ってもいいんだけど、安いから買った方がいいと思うよ。量販店で売ってるから

Y>これなら梅雨時でも安心だね。じゃー明日は雨の中撮影に行くぞ~

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第38話へつづく・・・

 

  • この記事がご参考になりましたら、下の3つのバナーをクリックして応援してください
  • あまり参考にならないようでしたらゴメンナサイ。
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

    《タイトルをクリックすると、下にコメント欄が表示されます。コメントお待ちしています。》

 

《フクロウ便り》フクロウ学校開校決定

おかげさまで、楽しみにしていたフクロウ学校が開校できそうです。

たくさんの家族にご参加いただき、当日はさぞ賑やかな学校になることでしょう。

お申し込みいただいたみなさま、趣旨にご賛同いただきありがとうございます。

メンバーはつわもの揃いですので、今年のフォトコンに旋風を巻き起こしそうな予感。

私も負けていられません!

P.S.
場所や日程の都合等でご参加いただけなかったみなさん、ほんとうに申し訳ありません。
また、何かの企画でお会いできること楽しみにしております。これからもよろしくお願いします。

 

  • この記事がご参考になりましたら、下の3つのバナーをクリックして応援してください
  • あまり参考にならないようでしたらゴメンナサイ。
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

    《タイトルをクリックすると、下にコメント欄が表示されます。コメントお待ちしています。》

 

《フクロウ便り》一日だけのフクロウ学校新入生募集

yamatoback

小学生のお子さんをお持ちのみなさまへ

学校の中へカメラを持ち込んで自由自在に撮らせてくれたら、すっごい写真がバンバン撮れるのになぁ、という妄想にかられたことはありませんか?

私はときどき夢に出てくるのです。(ええ、たぶん病気です)

このご時世ですから、保護者とはいえ、実際の学校にカメラを持ち込むなど許されるはずもなく、ウチの娘の学校でも「参観中の撮影はご遠慮ください」の張り紙が貼ってあります。当たり前ですよね。

そこで、私は自分の勝手な夢を実現すべく撮影自由の夢のフクロウ学校を開校することに決めました。

もちろん私の娘一人では学校になりませんので、私と同じ志のみなさまにご参加いただき、この企画を成功させたいと願っております。是非、是非ご一緒にいかがですか?

目標は、参加者全員のフォトコン入賞!

日 時:平成26年7月13日(日)
場 所:大阪、京都から約2時間の人里離れた某廃校校舎
プログラム:登校、国語、給食(模擬)、昼休み、掃除、下校(すべて予定です)
持ち物:ランドセル(推奨)、ランリュック、筆記用具、教科書、黄色帽など
授業料・入学金:不要

ご参加いただける方、ご質問がおありの方は、info※kidsphoto.guidebook.jp(※を@にかえて)まで

 

<ご参加にあたって>
※初めての企画なので、私とリアルでお会いしたことがある小学生のお子さんをお持ちの方、または、そのお知り合いの方、ブログコメント欄で普段からやりとりのある方に限定させていただきます。(年中、年長のアラ小のお子さんも可)
※「自分の子どもの写真をコンテストに応募されるのはちょっと・・・」という方はあらかじめご遠慮ください。
※事前撮影許可不要の学校ですが、他のお客様もいらっしゃるので、廊下を走ったりすることはできません。
※お子様だけでの参加はできません。かならず保護者の方と一緒に来てください。

 

  • この記事がご参考になりましたら、下の3つのバナーをクリックして応援してください
  • あまり参考にならないようでしたらゴメンナサイ。
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

    《タイトルをクリックすると、下にコメント欄が表示されます。コメントお待ちしています。》

     

 

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第36話〜ヌケのいい場所を探せ〜

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第35話からのつづき

 

Y>最近、子どもポートレートに凝ってるんだ!

F>子どもポートレート?

Y>そうだよ。絞り優先モードで絞り値を小さくして、背景を奇麗にボカすことを覚えたからね

F>そこまで知ってるんだったら、ま、せいぜい頑張ってね

Y>冷たいよな、お前は・・・。少しは撮った写真、見てよ!

F>もしかして、上の写真のこと?この写真、絞り値いくらで撮ったの?

Y>f2.8だよ。だからピント合わせはけっこう苦労したんだ

F>だろうね。でも、その割に背景のボケがな〜んか今イチだよね

Y>そういわれてみるとそんな気がしてきた。なぜだろう?f2.8じゃまだダメなのかなあ?

F>いやいや、f2.8だったら十分綺麗にボケるはずだよ。たぶん、ヌケのいい場所で撮ってないからだね

Y>ヌケのいい場所?そんな専門用語で言われたってわかんないよ

F>わかった。わかった。ヌケのいい場所っていうのは、子どもの奥に広〜い空間がある場所のことだよ。そういう場所で撮ると、背景は綺麗にボケるし、写真も立体的になる

Y>そんなもんかねぇ

F>因みに上の写真と同じカメラ、同じレンズ、同じ絞り優先モードf2.8で撮った写真がこれだよ。どう、ボケ方がずいぶん違うだろ?

Y>う〜ん、確かに同じカメラ、同じレンズ、同じ設定で撮った写真とは思えない

F>写真はカメラの性能よりもむしろ、どこで撮るかが大事だってことだよね

Y>うむむ・・これからは撮影場所選びももっと入念に行わなければ・・・

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第37話につづく・・・

[編集後記]

ヌケいい場所で撮るというのはポートレート界の巨匠、魚住誠一さんがいつもおっしゃっています。私もこの手法を魚住さんのDVDで学びました。

 

  • この記事がご参考になりましたら、下の3つのバナーをクリックして応援してください
  • あまり参考にならないようでしたらゴメンナサイ。
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

    《タイトルをクリックすると、下にコメント欄が表示されます。コメントお待ちしています。》