3月 2015

《フクロウ便り》第61回電気のある生活 奨励賞

第61回電気のある生活 奨励賞

『家事見習中』

 

タイトルどおり早く見習中になってもらいたいものですが、実際は家事妨害中っていう感じです。

後ろの方で知らん顔して座ってるお姉さん!何とか言ってよ〜

 

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第63話~子どもは背中でものを言う~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第62話からのつづき

 

Y>ウチの子はほんと親泣かせだよ~

F>また、ヤマトの文句がはじまった!

Y>だってさ、写真を撮ろうと思ってカメラを向けると、プイと横を向いちゃんだぜ。かわいくないだろ!

F>子どもなんてそんなもんだよ。ヤマトが子どもの頃はどんなに聞き分けの良い子どもだったのか見てみたいよ

Y>とにかく、これじゃー写真なんか撮ってられない。や~めた

F>ヤマトは、そうやってすぐに諦める子どもだったんだろうな、ハハハ

Y>ウルサイ!

F>まあ、とにかくここは、全然こっちを向いてくれない子どもの撮り方を考えてみようよ

Y>そんなのマトモな写真になるはずなんかないよ

F>いやいや、必ずしもそうとは言えないよ。それどころか顔が見えない分、印象的な写真を作りやすい

Y>どうも信用できないな

F>子どもの顔が写っちゃうと、写真の印象はどうしてもその表情に引っ張られちゃうけど、顔が写ってないとより見る人の想像力を掻き立てられる感じがしない?

Y>想像力ねぇ~

F>・・・

Y>やっぱりわかんないな

F>ヤマトに言っても無駄だったか・・・トホホ

Y>でも、後ろ姿もなんとなく絵になるってことだけはわかったよ

F>なら、いいんだけど

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第64話へつづく

 

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第62話~タイトル一つで写真が変わる!~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第61話からのつづき

 

F>ねえねえ、ヤマト!この写真、珍しく良く撮れてるじゃないか!

Y>珍しく、は余計だよ!

F>で、この写真になんてタイトルつけたの?

Y>「菜の花に囲まれて」だけど・・・

F>そのまんまじゃん

Y>大きなお世話だよ、まったく!

F>よし、今日はちょっと写真の撮り方を離れて、タイトルについて考えてみよう!

Y>タイトルなんてどうだっていいじゃん

F>まあ、自分で写真を鑑賞する分にはいいんだろうけど、コンテストなんかで入賞するには、ちょっとした工夫が必要だよ

Y>工夫って言われてもなあ・・・

F>まずはシンプルに考えようよ。
ヤマトがこの写真のために考えた「菜の花に囲まれて」って言うタイトルだけど、そんなの写真を見れば誰だって、「あ、菜の花に囲まれてるんだな」って言うのがわかるだろ。だから、あえてタイトルにする必要はないの

Y>くっ、クソ~。イヤなこと言いやがって!

F>実はね、劇作家の平田オリザさんが、著書「演劇入門」の中で同じようなことを言っていたよ。美術館が舞台の演劇で「あ~やっぱり美術館はいいなあ~」なんていうセリフが出てきたら、この作家は何も考えてないなって興ざめしちゃうんだって

Y>じゃ~どうしろって言うの

F>平田さんは、美術館に対して一般の人はどんなイメージを持ってるんだろ~ってところからセリフを考えてるらしいよ

Y>でもそれ、演劇の話だろ?

F>写真だって同じだと思うんだよ。菜の花に囲まれてこの娘はどんな気持ちなんだろう?とか、逆にこの娘を見ている親はどういう感情を抱くだろうか?とかね

Y>なるほど、感情ねぇ

F>今は感情の話をしたけど、別に感情に固執する必要はないんだ。例えば、こんなに気持ちの良さそうな場所だから、きっと心地よい春風が吹いてるんだろうな、とかでもかまわない。つまり、写真から連想されるイメージを元にタイトルを考えてみる

Y>やっぱり難しいよ

F>確かに簡単ではないかもしれない。でも、いいタイトルがついてると、コンテストの審査員も「おっ、コイツはちゃんと考えて撮ってるな」ってことになるだろうし、コンテストに限らず、タイトルに悩むこと自体が写真上達の秘訣だとボクは思うんだな

Y>はぁ〜マイッタ、マイッタ!

F>じゃーこの写真のタイトル、もう一度考え直してみてよね~

Y>おい、もう行っちゃうのかよ〜

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第63話へつづく・・・

 

<推薦図書>

アマチュア時代にフォトコン女王と呼ばれた写真家
米美知子の素敵なタイトルの付け方
私はこの本を何度も読んでます。
フォトコンオンラインショップで購入できます。

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子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第61話~関節切りはご法度~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第60話からのつづき

 

F>いよいよ、春がそこまでやって来たって感じだね

Y>いや、いや、まだまだ寒いよ

F>そんなこと言ってても、すぐに暖かくなるって!

Y>そうなのかなあ?

F>春になったらいい写真もいっぱい撮れるだろうしね

Y>まっ、春になってからガンバロ

F>何を言ってるんだよ。今から準備しとかなきゃダメじゃないか

Y>は~い

F>上のはヤマトが撮った写真だよね?

Y>そうだよ。われながら上手く撮れてると思うんだけど・・・

F>何か違和感があるんだよな。違和感が

Y>また俺の写真にケチつける気かよ!

F>いや、そうじゃなくって。イイ写真はイイ写真なんだけど、違和感があるって言ってるんだよ

Y>だから何なの、その違和感って?

F>それはね。この写真、足首でチョン切られてるだろ。だから違和感があるんだ。同じように手首でチョン切られた写真も、非常に不自然な感じがする。だからこういう構図にするだけで、違和感なく写真を見ることができるんだ

Y>でも、前は画面からはみ出しちゃってもいいって言ってたじゃん

F>画面からはみ出して撮るのは何も問題ない。問題は関節のところで切らないってことが大事なんだよ

Y>だったら、もっと早く教えてくれればいいのに・・・

F>まあ、あせらずに一つずつ覚えていけばいいんじゃないの

Y>出し惜しみのフクロウ野郎め!

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第62話へつづく・・・

 

《フクロウ便り》平成26年度与謝野町観光フォトコンテスト 与謝野町長賞

平成26年度与謝野町観光フォトコンテスト 与謝野町長賞

『夏を追いかけて』

 

これだけ寒い日が続くと、ほんとに春がやってくるのだろうかと不安になってしまいますね。

真夏の写真を見ていると、「早く暖かい日がやってこないかな」なんて思うんですけど、夏になると今度は「早く涼しくなれば・・・」なんて考えてしまうんですね。勝手なものです。

ほんとは、日本に四季があるから、いろんな写真が撮れるわけで、ないものを欲しがらず、今その瞬間を思い切り楽しめるようになりたいものです。

ここ与謝野町のひまわりは、そんな煩悩だらけの私に、夏の暑さのことを完全に忘れさせてくれるほど素晴らしかった。