S.Yamato

《フクロウ便り》イギリス版「べっぴんさん」

神戸の子供服メーカーファミリアさんといえば、NHK朝の連続ドラマ「べっぴんさん」ですね。

このたび、ファミリアさんのイギリス版facebook「familiar UK」内の日本の伝統行事紹介記事において、七五三の写真を使って頂くことになりました。

イギリスの「べっぴんさん」たちにも見てもらえるかな。

https://www.facebook.com/familiar.uk/posts/341874546169759

《フクロウ便り》作品展のお知らせ

『ひいおじいちゃんのたからもの』

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ブログは長〜い冬眠生活に入っておりますが、私は相変わらずマイペースでやっております。下の巡回写真展に1点展示していただいておりますので、お近くの方は是非ご覧ください。

第49回キヤノンフォトコンテスト入賞作品展

銀 座 2015/12/17(木)-12/24(木) 終了
梅 田 2016/01/14(木)-01/20(水) 終了
福 岡 2016/01/28(木)-02/09(火) 終了
札 幌 2016/02/25(木)-03/08(火) 終了
仙 台 2016/03/17(木)-03/29(火) 終了
名古屋 2016/04/14(木)-04/27(火) 終了

たくさんのご来場、ありがとうございました。

《フクロウ便り》フォトコンテストのお知らせ

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「京都イクメン・イクジィ・ハッピー写真コンテスト」がNPO法人おふぃすパワーアップさんの主催で開催されます。応募は京都府内在住の方だけとなりますが、ステキな賞品を多数ご用意いただいているそうなので、みなさま奮ってご応募ください。

お一人1枚限りで、データでのご応募となります。(締切2016年1月20日(水))

詳しくはコチラをご覧ください。

 

ブログをご覧いただいたお礼に、このフォトコンの入賞ポイントを少しだけ・・・

写真のテクニカルなこと(背景処理が上手とか、構図がウマいとか)よりも、泣けるような写真(笑えるような写真)とか、こんな写真はじめて見たとか、あり得ない写真を優先します。多少ブレてたって、ピンボケしてたってかまいません。スマホ写真も大歓迎!

こんなときだけ「サカシタさんの写真はほんとにステキですよね」なんてコメントを送ってきても無駄ですからね。賄賂厳禁!

 

最後に、大賞を狙っておられる方へ

大賞賞品のお肉のうち300g、いや200gでいいので、審査員への御礼として私に譲ってください。フクロウは肉食なのです。

【関西の子ども撮影地案内24】あだし野念仏寺千灯供養(京都市右京区)

京都嵯峨野、あだし野念仏寺の千灯供養。毎年地蔵盆の時期に、境内にある千体の無縁仏にろうそくを灯します。

以前ははがきでの事前予約が必要でしたが、今はそのような制度はなくなりました。そのせいでしょうか、境内は観光客でごった返すようになりました。

供養する場所はカメラ持ち込みが禁止となっているため、石仏群の外周にカメラマンが早い時間からベストアングルを狙おうと陣取っています。私は灯明開始時刻18時の約30分前に到着し、随分と出遅れてしまったのですが、前でカメラを構えていた外国人が親切にも場所を譲ってくれたので、ほんとにラッキーでした。

撮影可能位置から石仏まで距離がかなりありますので、100mm以上の望遠レンズは必須です。上の写真はフルサイズカメラに135mmの望遠レンズをつけて撮影しましたが、それでもかなりトリミングしています。実質200mm相当だと思ってください。

境内は三脚の持ち込み禁止です。高感度を使って手ブレには十分注意をはらってください。8月下旬の18時台はまだ明るいので、日が完全に沈んだあと、真っ暗になるまでの19時頃が狙い目です。

また、同時期には、愛宕古道街道灯しが開催され、あだし野念仏寺の門前では、大きく美しい提灯たちが夏の京都を美しく照らしてくれます。

健脚の方で夜遅くなっても平気な方は、美しい提灯を見ながら嵐山まで歩いても1時間はかかりません。バスを利用する場合は、30分に1本しか運行していませんので、事前に時間をご確認されてから行かれた方がよいと思います。

お帰りは嵐電嵐山駅にある友禅ポールのはんなりが、「おつかれさんどす」と迎えてくれることでしょう。五山送り火のあと、少し秋の気配漂う京の夜もなかなか風情があっていいものですよ。

あだし野念仏寺

嵐電嵐山駅または阪急嵐山駅から京都バスで鳥居本下車、徒歩5分。
京都バス時刻表

 

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第67話〜前ボケに挑戦しよう2〜

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第66話からのつづき

 

Y>ウチの子なんだけどさ、最近ジュースとかこぼしちゃうとその上に本を置いたりするんだぜ

F>なぜだろうね?

Y>そんなの決まってるじゃないか?こぼしたの隠して叱られないようにするためだよ

F>ハハハ、まぁヤマトの子もそれだけ知恵がついてきたってことだよ

Y>また、そんな吞気なこと言ってさ

F>そうだ、いっそのことヤマトも不都合なモノを隠しちゃえばいいのさ

Y>不都合なモノだって??

F>例えば、この写真、右側の植木鉢やシャッターがなんとなくゴチャゴチャして煩わしいだろ

Y>そう言われてみれば・・・

F>でも、よその家の植木鉢を勝手に動かすわけにはいかない。だから、いらないものを手前の葉っぱの前ボケで隠しちゃうのさ

Y>そんなことができるのか・・・

F>カンタンだよ。ほらね

Y>な・る・ほ・ど

F>こうやってどんどん前ボケで隠しちゃえ

Y>う〜ん、不都合なものを捨てずに隠すなんてコンマリさんとは違う発想だよね。そういえば、この前ナイショで買った新しいレンズもワイフに見つからないように前ボケで隠せるといいなぁ

F>・・・

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第68話へつづく・・・

 

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第66話~前ボケに挑戦しよう1~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第65話からのつづき

 

F>ヤマトさ~、写真のボケって英語でなんて言うか知ってる?

Y>ボケの英語?う~ん、フールかな?

F>フールはバカでしょ。ボクが言ってるのはボケだよ、ボケ

Y>知らないよ、そんなこと

F>ボケは英語で”boche”って言うんだよ。発音はボケ、ボッシュじゃないよ

Y>な~んだ、ボケって英語だったのか

F>ノー、ノー。これは日本語が発祥なんだ。ボケを作品の表現として使うなんて発想は日本人が考え出したんだよ

Y>へぇ、日本人もなかなかやるねぇ

F>だからね、今から2回にわたってその代表的な表現方法でもある前ボケの話をしようと思う

Y>前ボケ?

F>手前にある何かを大きくボカして、子どもが、やわらかくてホワッとしたものに包まれたような印象の写真にするんだ。好きかどうかは別にして知っておいて損はないテクニックだよ

Y>でも、そんなに都合よくボカせるものがあるのかねぇ

F>一番手っ取り早いのは花だよ。お花畑で花越しに子どもを撮ればいいだけだ。カンタンだろ。ほら、これは菜の花をボカしてみたよ

Y>とても幻想的だね

F>だろ。でも一つだけ注意してね。前ボケさせるんだったら淡い色で花びらが薄い花がいい。赤いバラとかで前ボケをさせるとケバケバした雰囲気になっちゃうから。菜の花ですらちょっとやり過ぎ感があるかもね

Y>ハイハイ、ちゃんとわかってますって

F>ほんとに大丈夫かなぁ~。ヤマトがそう言う時が一番心配だよ

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第67話へつづく・・・

 

《フクロウ便り》絵本『りんごかもしれない』 ヨシタケシンスケ作(ネタバレ注意!)

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最近流行っている絵本と聞いて、早速2歳になる次女のために図書館から借りてきました。

タイトルから、おおよその内容は想像がつきます。
「ただのりんごも先入観を除いて見てみると、いろんなモノに見えてくるかもしれないよ、だからもっと視野を広げてね!」。
おそらくはこんな感じのストーリー展開なんだろう。

(以下長文になります。スミマセン。)

最初の数ページは、ほぼ予想どおりでした。

「あなたが見ているりんごは、もしかすると大きなさくらんぼの一部かもしれないし、見えてない反対側はみかんかもしれない・・・」
さらに、「表面をよくみると小さな宇宙人がいっぱいいるかもしれない」とマクロ的な視点にまで話がおよびます。ふむふむ、見えている部分だけでモノごとを断定してはいけないということか・・・

でも、これで終わっていたら、それほどまでにこの絵本はヒットしなかったでしょう。
そうです、この本の面白さはここからが始まりです。

「りんごが人間みたいな感情を持っているかもしれない」とか、「兄弟がいるかもしれない」とか、「過去にどんな経験をしたんだろう、将来、このりんごはどうなっていくんだろう」みたいに、話が予想もしない方向へと進んでいきます。

冒頭部分が視覚という観点から、一方的なモノの見方に対する警告を行っているのに対し、徐々に視覚以外でもモノを捉えてみようという発想へと移っていきます。ときには擬人化してモノの気持ちを考えてみたり、育った環境を想像してみたり、歴史や未来といった時間軸でモノを考えてみる、なんてこともときには大切だよ、と教えています。

ここまでくると、私もなるほどこれはいい本だと納得。
ところが、ここから話が急展開。

「ひょっとすると、ボク以外はみんなりんごかもしれない」と、そもそもの前提をひっくりかえされてしまうのです。まさに、コペルニクス的転回というべきでしょうか。

このあとこの本はどうなっていくんだろうと思って読んでいると、突然、「でも、もしかしたら、やっぱりふつうのりんごかもしれない」と、拍子抜けするようなエンディングを迎えます。

この本を読んだ直後の率直な感想。
見事なまでの起承転結でまとめられたこの本は、もはや子どものための本ではない。

なぜなら、ウチの2歳の子は、そもそもりんごを先入観を持って見ているはずがなく(たべものだと認識しているかどうかも疑わしい)、わざわざ教えられなくてもちゃんと五感や感情を通して多面的にりんごを捉えることができていると思うからです。
では、これは誰のための本なのでしょうか?

皮を剥くと中はクリーム色で、噛むとシャキッとした歯ごたえがあって、味は甘酸っぱくて、アメリカの巨大企業の社名にもなっていて、南の国に行くと結構貴重品で・・・なんて無意識のうちにりんごを見てしまうのは、全てわれわれ大人です。
だから、この本は、頭の固くなったわれわれ大人に対して、「子どものように自由な発想で夢を持った方が人生ずっと楽しいし、心が豊かになるよ!」と忠告してくれているのでしょう。
その結果、夢が幻だって別にいいじゃない、それは、はじめから夢を見なかったのとは全然意味がちがうんだから、と。

私はこのように解釈しました。

でも次の瞬間ハッと気づいたのです。
この本はこいうことが言いたいんだな、などと決めつけてしまうこと自体が偏見、モノごとを一方向からしか見ていない証拠なのです。つまり、上に書いた解釈は、単に私一人がこう感じた、ということにすぎません。これはすべて私個人の勝手な感想なのです。

この本のほんとうの魅力は、読んだ人ひとりひとりがその意味を自由に解釈できる、ということにほかなりません。私とまったく違う読み方をする人もいるでしょう。そもそもいろんな人からいろんな考えが生まれるから、この本は素晴らしいのです。
いや、そう決めつけることもまた、一種の固定観念に囚われているのだとすると・・・
だんだん頭がこんがらがってきました。
私のとなりで、この本が「あなたの想像は正しいのかもしれない」と笑っているようです。

みなさんは、この本を読んでどうお感じになるでしょうか?

私もいつか、見る人によっていろんな意味を持つ写真を撮ってみたい、そう思わせてくれるステキな絵本『りんごかもしれない』でした。
 

 

【関西の子ども撮影地案内23】善峯寺(京都市西京区)アジサイ

広大なアジサイの楽園が、京都西山の人里離れた山間にあります。
西国第20番札所善峯寺(よしみねでら)。
京都のお寺は、観光客が多いことと、立入禁止の場所が多いことから、子どもを絡めた撮影ではあまり使わないのですが、ここはそんな心配は無用。

まずは、バスを降りて50メートルほどのところにある山門へとつづく山道。
俗世間とは隔離されたご霊験あらたかな雰囲気が漂います。

ここから山門まで約300メートルの登り坂です。

まだまだ登りが続きます。写真ではたいしたことなさそうに見えますが、かなり急です。
途中、「もうしんどくて、途中であきらめたわ」というご年配の方とすれ違いましたが、聞かなかったことにして頑張って登ります。
ベビーカーを押しながら・・・

道中の苔がとてもキレイだったので撮ろうと思ったのですが、手を離した瞬間、ベビーカーがスルスルと5メートルほど落下したのでやめました。
そして、やっとのことで山門に到着。

ここを抜けると、それはそれは見事なアジサイ苑が視界に広がっていました。青、白、紫、きっと小雨が降って霧が出れば、幻想的な光景になることでしょう。
今年は晴れてほしい日は雨。雨が降ってほしい日は晴れになりますが、こればかりはおてんとさんの気持ちひとつですから仕方ありません。

山頂付近にはこのような場所もありましたが、服が濡れると家に帰って叱られるのでパス。

このお寺は日曜日にもかかわらず悠々と撮影できたので、新しいアジサイの穴場としてストックしておこうと思います。いつまでもいいスポットであってくれるよう、カメラマンの私たちはちゃんとマナーを守って撮影したいものですね。
あまり知られたくない場所ですが、私のブログを見てくれている方は幸いそれほど多くありませんので、いつもご覧いただいているお礼にご紹介しておきます。

なお、バス停と山門のところに小さな売店はありましたが、善峯寺近郊に食事できるところはありません。ご注意ください。

善峯寺

JR向日町駅または阪急東向日駅から阪急バスで約30分
(バスは1時間に1本しかありません。ご注意ください)
JR向日町駅バス時刻表
阪急東向日駅バス時刻表
 

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第65話~子ども写真とドーム傘~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第64話からのつづき

 

F>いよいよ梅雨入りしたね

Y>あ~あ、ほんとにイヤな季節がやってきたなあ

F>そんなこと言ってないで、雨を積極的に楽しんじゃえばいいんだよ

Y>とは言ってもさ、写真を撮りに行こうにもカメラが濡れちゃうし・・・

F>最近のカメラは防滴加工がなされているから、多少の雨ならへっちゃらさ。それに、子どもが傘を差しているシーンなんて結構フォトジェニックだと思うよ

Y>傘は確かに写真のアイテムにはいいかもしれない

F>傘は傘でも、おススメは丸~いキノコみたいなドーム傘。こういう傘を一本持っているとオシャレに見えるし、シルエット写真なんかにもバッチリだね

Y>こういうのを見ると雨の日も撮りに行きたくなっちゃうなあ

F>でも、このドーム傘、ちょっと困ったことがあるんだ

Y>困ったこと?

F>うん。写真のアイテムとしては最高なんだけど、本来の傘の役目はあんまり果たさない。結構、濡れちゃうんだよ。だから、雨の日は、普通の傘とドーム傘2本持って撮影に行ってね

Y>また、荷物が増えるのか・・・トホホ

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第66話へつづく・・・

 

《フクロウ便り》ヤマハPASフォトコンテスト春部門 大賞

ヤマハPASフォトコンテスト春部門 大賞

『春の彩り』

 

「ついてる日」というのはあるもので、この日、この場所で撮影した写真は、
いわゆる「当たり」がたくさんありました。

ふだんは、100枚に1枚気に入った写真があれば御の字という考えで撮っているのですが、
この日は、珍しく憑いてました。小さなモデルさんたちには感謝、感謝です。

こういう撮影ができた夜は、「よし、次も今日のように撮れば・・・」
なんて欲を出すんですが、そうは問屋が卸しません。
すぐにいつもの自分に戻ってしまうんですね。
まあ、そこが私らしいといえば、私らしいところなのですが・・・

それにしても、ちょうど「電動自転車がほしいなあ」と思っていた矢先の朗報。
長く撮っているとたまには良いことがあるものです。

またいつか「当たり」が出る日を夢見て、明日も元気に子ども写真を撮ろう!

審査員の先生方、ありがとうございました。