S.Yamato

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第64話~ワイルドで行こう!~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第63話からのつづき

 

F>最近は天気もいいし気候もいいし、イイ写真がたくさん撮れてるんじゃない?

Y>4月は雨が多かったけど、5月に入ったとたんに写真日和になったよね

F>梅雨に入る前に外でジャンジャン写真を撮らなくちゃ

Y>で、今日はどんなことを教えてくれるんだい?

F>オイオイ、人をあてにしないで、ときには自分で撮り方考えてみたらどうなんだい?

Y>人だって?お前は人じゃないよ

F>・・・

Y>まっそんなことはどうでもいいからさっさと教えてよ

F>だ・か・ら、誰かに聞いてばかりじゃなくて、いろいろと自分で試してみるのが写真上達の秘訣なんだってば

Y>たとえば?

F>そうだなあ、たとえば、以前ISO感度を上げると画質が荒れちゃうって話をしたよね?

Y>ウン、ウン。ISO感度を上げると暗いところでも写真が撮れるけど、逆にノイズが出ちゃうんでしょ

F>そう。だから、子ども写真ではISO感度を不必要に上げるのはタブー。可愛い雰囲気がなくなっちゃうからね。でもそこを敢えて挑戦してみるんだ

Y>ゲッ、マジで・・・

F>そうだ!こういうちょっとジャンクな場所があったとしよう。普通に撮るとこうだ!

F>ところがISO感度を目いっぱい上げて、さらにコントラストも思いっきり上げてみよう。
するとこんな風にワイルドになる。ジャーン!

 

Y>あれれ、インディージョーンズみたいになったぞ

F>そう、敢えてタブーと言われる撮り方に挑戦するのも、自分のオリジナリティーを築いていく上では重要かもしれないよ

Y>よし、これからはワイルドでいくぞ!

F>それは、ボクが今言ったことでしょ。それをオリジナリティーがないって言うんだよ

Y>ハイハイ。わかりました。わかりました。自分で考えりゃーいいんでしょ、フクロウ先生!

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第65話へつづく・・・

 

【関西の子ども撮影地案内22】中之島公園(大阪市北区)

大阪ではまもなく都構想問題の是非を問う住民投票が行われますね。
長年大阪に住んでいた私は、その行方がとても気になります。

関西から新幹線に乗って東京駅へ着くと、いつもうらやましく思うことがあります。
東京は緑がとても多い、と。

上野公園や代々木公園はもちろんですが、いたるところに緑地帯がある。
それに引き替え、関西、特に大阪は緑が少ないんです。ね、橋下さん。

そんな大阪ですが、堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島公園だけは、緑がたくさんあって心休まります。重要文化財の中央公会堂や、表参道に負けないオシャレなカフェ(ちょっと言いすぎ・・)そうそう、春と秋にはここのバラ園に訪れる人も多いですね。

この中之島公園に隣接する大阪市役所南側のケヤキ並木が私のオススメ撮影スポットです。
平日はビジネスマンがたくさんいる場所ですが、土日はほぼ無人になる時があります。その時が絶好の撮影チャンス。梅田(大阪駅)から徒歩15分で行ける大都会のまん中に、こんな場所があるとは大阪も捨てたもんじゃありません。2008年からは京阪電鉄中之島線ができて、ますますアクセスが便利になりました。

都構想の結果は神のみぞ知る、ということでしょうが、大阪市が残っても、都になっても、もっともっと大阪に緑を増やして、美味しくて、人情味があって、そして面白い、魅力的な街になったらいいですね。

大阪、やっぱ好きやねん。

中之島公園

大阪市役所本庁舎(京阪電鉄大江橋駅から徒歩5分)

 

【関西の子ども撮影地案内21】松尾大社(京都市西京区)ヤマブキ

京都では遅咲きと言われる御室桜が散って、さあ次は何を撮ろうかなと迷った時は、ここを訪れます。

桜や菜の花、チューリップといった明るく、陽気な花が春の代名詞でありますが、このヤマブキは、春の花としては珍しくどこか繊細で品格を感じさせる大人の花といえるでしょう。

実際、ヤマブキの名所と呼ばれるここ松尾大社も、とても静かな雰囲気でその香りを存分に楽しむことができます。

しかし、・・・です。この花は、やっぱり子どもには合わせにくい。

まあ、当たり前ですよね。そこで、今日は子どもらしい写真を撮るのをあきらめました。レモン色の洋服と、ヤマブキ色が少し違っていますが、それはご愛嬌ということでどうかお許しください。

桜の終わった京都もなかなかの風情があります。お花見とゴールデンウイークの間に、ヤマブキとともに、ちょっと一息いかがですか?

 

松尾大社 
阪急電鉄松尾大社駅下車すぐ

 

 

《フクロウ便り》よみうり写真大賞ファミリー部門2015年冬入選

よみうり写真大賞ファミリー部門2015冬入選

『究極の選択』

 

バレンタインデー。
いざという時には男の子より、女の子の方が度胸がありますね。
さて、こんなとき、あなたが男の子の立場ならどうします?

よみうり写真大賞3期連続入選をいただきました。ありがとうございます。

 

《フクロウ便り》第7弾あなたの「おいしい記憶」をおしえてください 準グランプリ賞

キッコーマン あなたの「おいしい記憶」をおしえてください。フォトコンテスト第7弾

準グランプリ賞

危機一髪

 

私の苦手なフォトコンテーマは、ズバリ食べ物系です。

自分で撮った食べ物写真が何か平凡でインパクトに欠けるということについて自覚はしていいましたが、変化をつけるのが難しいと感じて敬遠しがちでした。

ですので、今回の入賞はことのほか嬉しかったです。

フォトコン入賞の常連さんの中には、いわゆる食べ物系が得意な方がたくさんいて、ずいぶんと参考にさせていただきました。ありがとうございます。(何となくですが、女性カメラマンの方が食べ物の撮り方に関してアイデアが豊富な気がします。)

このときはどうやったら節分写真が面白く撮れるかを必死で考えました。見る人によっては「それは演出写真だ!」ということになるんでしょうけれど、私にとっては、撮り方のアイデアを練る作業自体、写真を撮るのと同じくらい楽しい作業なのです。(時には、撮影現場で瞬間的にアイデアが湧いてくる天才型の人を羨ましく思うこともありますが・・・)

撮影の前の日には、「よし明日はこんなイメージで撮ってやろう」と考えるんですが、実際はイメージ倒れになることがほとんどで、稀~にイメージ以上のものが撮れると今回のような結果につながるんです。だから写真は面白い!

これからも人の10倍、いや100倍失敗しながら少しずつ前へ進みます。

 

《フクロウ便り》第61回電気のある生活 奨励賞

第61回電気のある生活 奨励賞

『家事見習中』

 

タイトルどおり早く見習中になってもらいたいものですが、実際は家事妨害中っていう感じです。

後ろの方で知らん顔して座ってるお姉さん!何とか言ってよ〜

 

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第63話~子どもは背中でものを言う~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第62話からのつづき

 

Y>ウチの子はほんと親泣かせだよ~

F>また、ヤマトの文句がはじまった!

Y>だってさ、写真を撮ろうと思ってカメラを向けると、プイと横を向いちゃんだぜ。かわいくないだろ!

F>子どもなんてそんなもんだよ。ヤマトが子どもの頃はどんなに聞き分けの良い子どもだったのか見てみたいよ

Y>とにかく、これじゃー写真なんか撮ってられない。や~めた

F>ヤマトは、そうやってすぐに諦める子どもだったんだろうな、ハハハ

Y>ウルサイ!

F>まあ、とにかくここは、全然こっちを向いてくれない子どもの撮り方を考えてみようよ

Y>そんなのマトモな写真になるはずなんかないよ

F>いやいや、必ずしもそうとは言えないよ。それどころか顔が見えない分、印象的な写真を作りやすい

Y>どうも信用できないな

F>子どもの顔が写っちゃうと、写真の印象はどうしてもその表情に引っ張られちゃうけど、顔が写ってないとより見る人の想像力を掻き立てられる感じがしない?

Y>想像力ねぇ~

F>・・・

Y>やっぱりわかんないな

F>ヤマトに言っても無駄だったか・・・トホホ

Y>でも、後ろ姿もなんとなく絵になるってことだけはわかったよ

F>なら、いいんだけど

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第64話へつづく

 

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第62話~タイトル一つで写真が変わる!~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第61話からのつづき

 

F>ねえねえ、ヤマト!この写真、珍しく良く撮れてるじゃないか!

Y>珍しく、は余計だよ!

F>で、この写真になんてタイトルつけたの?

Y>「菜の花に囲まれて」だけど・・・

F>そのまんまじゃん

Y>大きなお世話だよ、まったく!

F>よし、今日はちょっと写真の撮り方を離れて、タイトルについて考えてみよう!

Y>タイトルなんてどうだっていいじゃん

F>まあ、自分で写真を鑑賞する分にはいいんだろうけど、コンテストなんかで入賞するには、ちょっとした工夫が必要だよ

Y>工夫って言われてもなあ・・・

F>まずはシンプルに考えようよ。
ヤマトがこの写真のために考えた「菜の花に囲まれて」って言うタイトルだけど、そんなの写真を見れば誰だって、「あ、菜の花に囲まれてるんだな」って言うのがわかるだろ。だから、あえてタイトルにする必要はないの

Y>くっ、クソ~。イヤなこと言いやがって!

F>実はね、劇作家の平田オリザさんが、著書「演劇入門」の中で同じようなことを言っていたよ。美術館が舞台の演劇で「あ~やっぱり美術館はいいなあ~」なんていうセリフが出てきたら、この作家は何も考えてないなって興ざめしちゃうんだって

Y>じゃ~どうしろって言うの

F>平田さんは、美術館に対して一般の人はどんなイメージを持ってるんだろ~ってところからセリフを考えてるらしいよ

Y>でもそれ、演劇の話だろ?

F>写真だって同じだと思うんだよ。菜の花に囲まれてこの娘はどんな気持ちなんだろう?とか、逆にこの娘を見ている親はどういう感情を抱くだろうか?とかね

Y>なるほど、感情ねぇ

F>今は感情の話をしたけど、別に感情に固執する必要はないんだ。例えば、こんなに気持ちの良さそうな場所だから、きっと心地よい春風が吹いてるんだろうな、とかでもかまわない。つまり、写真から連想されるイメージを元にタイトルを考えてみる

Y>やっぱり難しいよ

F>確かに簡単ではないかもしれない。でも、いいタイトルがついてると、コンテストの審査員も「おっ、コイツはちゃんと考えて撮ってるな」ってことになるだろうし、コンテストに限らず、タイトルに悩むこと自体が写真上達の秘訣だとボクは思うんだな

Y>はぁ〜マイッタ、マイッタ!

F>じゃーこの写真のタイトル、もう一度考え直してみてよね~

Y>おい、もう行っちゃうのかよ〜

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第63話へつづく・・・

 

<推薦図書>

アマチュア時代にフォトコン女王と呼ばれた写真家
米美知子の素敵なタイトルの付け方
私はこの本を何度も読んでます。
フォトコンオンラインショップで購入できます。

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子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第61話~関節切りはご法度~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第60話からのつづき

 

F>いよいよ、春がそこまでやって来たって感じだね

Y>いや、いや、まだまだ寒いよ

F>そんなこと言ってても、すぐに暖かくなるって!

Y>そうなのかなあ?

F>春になったらいい写真もいっぱい撮れるだろうしね

Y>まっ、春になってからガンバロ

F>何を言ってるんだよ。今から準備しとかなきゃダメじゃないか

Y>は~い

F>上のはヤマトが撮った写真だよね?

Y>そうだよ。われながら上手く撮れてると思うんだけど・・・

F>何か違和感があるんだよな。違和感が

Y>また俺の写真にケチつける気かよ!

F>いや、そうじゃなくって。イイ写真はイイ写真なんだけど、違和感があるって言ってるんだよ

Y>だから何なの、その違和感って?

F>それはね。この写真、足首でチョン切られてるだろ。だから違和感があるんだ。同じように手首でチョン切られた写真も、非常に不自然な感じがする。だからこういう構図にするだけで、違和感なく写真を見ることができるんだ

Y>でも、前は画面からはみ出しちゃってもいいって言ってたじゃん

F>画面からはみ出して撮るのは何も問題ない。問題は関節のところで切らないってことが大事なんだよ

Y>だったら、もっと早く教えてくれればいいのに・・・

F>まあ、あせらずに一つずつ覚えていけばいいんじゃないの

Y>出し惜しみのフクロウ野郎め!

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第62話へつづく・・・

 

《フクロウ便り》平成26年度与謝野町観光フォトコンテスト 与謝野町長賞

平成26年度与謝野町観光フォトコンテスト 与謝野町長賞

『夏を追いかけて』

 

これだけ寒い日が続くと、ほんとに春がやってくるのだろうかと不安になってしまいますね。

真夏の写真を見ていると、「早く暖かい日がやってこないかな」なんて思うんですけど、夏になると今度は「早く涼しくなれば・・・」なんて考えてしまうんですね。勝手なものです。

ほんとは、日本に四季があるから、いろんな写真が撮れるわけで、ないものを欲しがらず、今その瞬間を思い切り楽しめるようになりたいものです。

ここ与謝野町のひまわりは、そんな煩悩だらけの私に、夏の暑さのことを完全に忘れさせてくれるほど素晴らしかった。