子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第54話~人間の目とカメラの眼~

名称未設定-1

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第53話からのつづき

 

Y>どうして、目で見たとおりの明るさの写真って撮れないんだろ?もっといいカメラ買おうかな?

F>カメラの明るさのことで悩んでるんだね。露出補正で何とかならないの?

Y>露出補正っていうのは写真そのものを明るくしたり、暗くしたりすることだろ。俺の言ってるのはそういうことじゃないんだなあ~

F>じゃーどういうこと?

Y>上手く説明できないんだけどさ。例えば、下のような場所で写真を撮ると、人物が暗くなっちゃうだろ?かといって露出補正で写真を明るくしちゃうと、今度は空が真っ白になっちゃうんだよ

【露出補正前】

【露出補正後】

F>被写体とのキョリが近ければストロボを使えばいいんだけど、こんな遠くにいると無理だ。だから諦めるんだね

Y>でも、実際は空も人もちょうど良い明るさに見えているのに、それが見た目どおり撮れないのはカメラが安モノだからにちがいない

F>違うんだな、それが

Y>どいういうこと?

F>人間の目とカメラの眼では、ダイナミックレンジが違うんだよ。ダイナミックレンジっていうのは、明るい部分から暗い部分までを識別できる能力のことだよ

Y>さっぱり、わからない

F>人間の目は明るいところと暗いところを同時に見ることができるよね。カメラの眼(イメージセンサー)はダイナミックレンジが人間よりずっと狭いからこれがすごく苦手なんだ。これは高級カメラでもいっしょ

Y>苦手だとどうなるっていうんだよ

F>明暗差が激しい写真を撮ったときに、暗い部分に露出を合わせると明るい部分が白トビ、逆に明るい部分に露出を合わせると暗い部分が黒ツブレしちゃうんだよ

Y>技術の進歩もまだまだだね

F>う~ん。それはどうかな?ダイナミックレンジの狭さがマイナスばかりってこともないんだよ

Y>たとえば?

F>ダイナミックレンジが狭いってことは、それだけコントラストの強いメリハリのある画像を作りやすいっていうメリットがあるよ

Y>そういうもんかねぇ

F>そういうもんだよ。要は狭いダイナミックレンジの魅力を引き出すような撮り方を心がければいいんだ。以前話したシルエット写真なんかは、ダイナミックレンジの狭さが為せる業だよ

Y>とは言っても、やっぱり人間の目で見たとおりに撮りたいときってあるんだよねぇ~

F>そういうときは、カメラのダイナミックレンジを疑似的に広げて撮る方法があるよ

Y>そんなウルトラCがあるの?

F>あくまで「疑似的に」だけどね。それはこの次にゆっくり話をしよう!

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第55話へつづく・・・

 

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