《フクロウ便り》はじめてのフォトコン審査員として感じたこと

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イラスト提供:enaさん

先日ご紹介させていただきました「ファミリーで京都おでかけ」写真コンテストへ多数のご応募ありがとうございました。本日その応募作品を主催者のおふぃすパワーアップさん事務所で拝見させていただきましたので、ここにご報告させていただきます。

本来であれば、審査員として応募者の方々に失礼のないよう「多数の優秀な応募作品の中、選考には苦慮いたしましたが、・・・」とご挨拶申し上げるべきなのですが、私自身、これまで応募者の立場として、「社交辞令よりも、本音で言ってほしいよなぁ」という思いがありましたので、新米審査員として、無礼を承知の上で、今日私が作品を拝見して感じたことを正直に書かせていただきます。今回の応募者の方の中には、失礼で生意気な奴だとお感じになる方がいらっしゃるかもしれません。その点につきましてはあらかじめお詫び申し上げます。

さて、実は昨晩、どういう基準で作品を選考するかということについてじっくり考えました。その結果、私が今回審査基準に選んだのが、以下の3点です。

1.こんなステキな場所なら是非行ってみたいと思わせる作品であること
2.主題(撮りたいもの)がはっきりしている作品であること
3.人物の表情が活き活きしている作品であること

それ以外の要素である構図、露出、ホワイトバランス、ピンぼけ、ブレなどは、ほんの参考程度に利用させていただきました。

拝見していく中で惜しいっていう作品がいくつもありました。もう1〜2歩前で撮っていればもっとインパクトが出たのに、とか、表情さえ良ければなぁ、とか・・・。あと、背景にいろんなものが写っちゃってる写真はコンテストでは損をしますね。たくさんの応募作品を床に並べると、どうしても目立ちにくくなってしまうのです。やっぱり背景はシンプルでなくてはいけません。これは応募者としての自分への戒めでもあるのですが。

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今回の審査にあたっては、まず全体をAからEの5つのグループに分けることにしました。Aグループが優勝候補、Bグループが入選候補、Cグループがその次といった感じです。作品を並べるまでは、このグループ分けにすごく時間がかかるんだろうなと思っていたのですが、意外や意外、あっと言う間だったのです。ほとんど迷うことはありませんでした。特に意外だったのは、上位のグループほど実力に差があったということです。つまり、一番明確に差が出たのがAグループとBグループ、次がBグループとCグループで、DグループとEグループにはほとんど差がありませんでした。もちろん、私がAグループに選んだ作品群が、審査員の私より遥かに上のレベルであったことは言うまでもありません。

このことから、写真っていうのは右肩上がりの直線状に上手くなっていくのではなく、階段状に、しかも最初は少しずつ、上手くなればなるほど、巨大な壁を乗り超えるように一気に上手くなるんだなぁと痛感したのです。つまり、前向きに考えれば、とてもかなわないと思っていた相手でも、ある日突然目が覚めたようにそのレベルに追いつける可能性があるってことですね。

これまで、私自身、落選の腹いせに「この審査員では、俺の作品の価値がわからないんじゃないか?」なんて偉そうに負け惜しみを言っていた時期もありました。しかし、今回の経験から、作品の優劣は意外とはっきりしていて、せいぜい審査員の好みで大賞が準大賞になったり、その逆になったりすることはあっても、審査員によって本来大賞を取るべき作品が、落選するなんてことはまずあり得ないなと感じた次第です。

さて、ここまで結構好き勝手なことを書かせていただきました。不愉快に感じられた方には申し訳ありません。ここに書いたことはあくまで私の主観ですので、ご批判はもちろんお受けいたします。

また、今回の写真コンテストの入賞は私の意思だけで決まるものではありません。私の意見を参考に主催者スタッフの皆さんで最終決定され、4月に発刊予定の京都子連れパワーアップ情報15号の紙面で発表されます。応募者の皆さんは是非期待してお待ちください。

惜しくも入選しなかった応募者の皆さん、主催者さんは2回目もやろうかなとおっしゃっていましたので、どうか私を路地でボコボコにしないでくださいね。

 

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