子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第2話~高級フレンチレストランにて~

F>フクロウ むらさきのフクロウ   Y>ヤマトサカシタヤマト

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第1話からのつづき

 

F>おい、ヤマト! 新しいカメラ買ったのか?

Y>子どもの写真撮るためにボーナスで買ったんだ。これでステキな写真をジャンジャン撮るぞ・・・

F>いくらいいカメラ買っても、ステキな写真なんて撮れないよ

Y>それ、どういう意味だよ?

F>ヤマトは高級フレンチ食べに行ったことある?

Y>そんなもん食べるカネなんかないよ

F>だろうな

Y>だったら聞くなよ。っていうか写真と高級フレンチ、一体どんな関係があるんだよ

F>それはあとのお楽しみ!じゃーここが高級フレンチレストランだとしよう。僕がウエイターで、ヤマトが客だ。いいね?

Y>なんでそんなことしなくちゃいけないんだよぉ。めんどくさい

F>つべこべ言わずに、ちょっとやってみな

Y>しょうがないなあ。で、何をすればいいの?

F>ヤマトが客として、レストランに入ってくるところからスタートしよう

Y>はいはい。えー今日7時に予約してたヤマトと申しますけど・・・

F>いらっしゃいませムッシュー・ヤマト様、お待ちしておりました。お荷物をお預かりいたします。どうぞこちらへ

F>お席はあちらにご用意いたしております

Y>あ、はい、どうも・・・

F>では、こちらがワインリストでございます。ソムリエをお呼びしましょうか?

Y>いっいや、いいよ。で、ここのおススメは?

F>はい、’08産のシャル・モンポワール・デジカメーニュが当店のおススメでございます

Y>じゃ、じゃーそれをグラスで

F>かしこまりました。こちらはお料理のメニューでございます

Y>ご予約の際にシェフ特製ディナーと承っておりましたので、オードブルはこちらから、メインはこちらのリストからお選びください

Y>えーこんなにたくさんあるの?どれにしようかな?

F>メニューが上下逆さまでございます、お客様

フレンチレストラン300

イラスト提供:アベ_080さん

Y>うるさいよ!

F>失礼いたしました、ムッシュー・ヤマト様

Y>全部フランス語で書いてあるし、どれを選んでいいのかさっぱりわからないので、シェフのおススメでお願いします

F>承知いたしました・・・

Y>で、さあ、こんなレストランのマネ事なんかやってどんな意味があんのさ?そろそろ教えてよ。

F>せっかくいいカメラを買ってもこれと同じってことさ

Y>はあ?

F>高いおカネを払って高級レストランに行けば、旨いものが食べられる気がするだろ

F>でも、実際は高級レストランになればなるほど、ワインも多いしメニューも多い。カメラも同様に高いカメラを買えば買うほど機能が多くて、いったいどこをどう触っていいのかわからなくなるんだ。説明書なんか読んでも、専門用語ばかりでちっともわからない。結局すべてカメラにお任せってなるわけ。フランス語のメニュー見せられて、挙句の果てに「シェフのおススメお願いします」っていうのと同じだよ

Y>別にシェフお任せだっていいじゃん

F>それじゃー高いおカネを払っても、絶対美味しいものは食べられないね

F>事実、ヤマトはワインリスト見せられて、赤か白かさえ自分の希望を言えなかったじゃないか?しかも、シェフのおススメ料理にはヤマトの大嫌いなフォアグラが入ってんだぞ

Y>ギェ、フォアグラだけはやめてくれよぉ

F>だろ、だから、まずはウエイターに自分の嗜好をキチンと伝えなきゃいけないんだ。どんな腕のいいシェフでもヤマトの好みなんてわかりっこないんだから

F>写真も同じ。いったいヤマトがどんな写真を撮りたいのか、カメラにちゃんと意思を伝えなきゃいけない。カメラお任せだとヤマトの意図しないとんでもない写真ができちゃうかもしれないぞ

Y>そういうもんなんだな

F>そういうもんなんだよ。カメラにしてみれば、ヤマトが子どもを可愛く撮ろうとしているのか、悲惨な戦場ドキュメンタリーを撮ろうとしているのか、知ったこっちゃないんだから。

Y>なるほどね

F>でも、一度に全部覚えようとしなくてもいいよ。まずは自分の興味の持てそうなところから覚えていけばいいんだ。ワインだけはお気に入りのものをいつでも注文できるようにするのと同じだね

Y>わかった、じゃー俺も少しずつ頑張ってみるよ

子ども写真をステキに撮る魔法のレシピ第3話へつづく・・・

 

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