子ども写真島の神々3〜北奥耕一郎神〜

aoimatsuri

F>フクロウ Y>ヤマト

 

F>日本に、京都があってよかった。ヤマトはそう思わない?

Y>うん?どこかで聞いたセリフだなぁ、そういえば駅のポスターで見たぞ

F>そう、そのとおり。京都創生PRポスターのキャッチフレーズだよ

Y>だから最近京都の観光客が増えたのか。ポスターがイイと、みんな京都に行きたいって思うんだろうね

F>ボクは上のポスターの写真、誰が撮ったか知ってるよ

Y>誰?誰?

F>北奥神だよ

Y>北奥神?写神だね?

F>うん。北奥神は子どもを撮ってる神ではないんだけどね。ボクにとっては、写真の世界にのめり込むきっかけとなった一生忘れられない恩人、いや恩神だよ

Y>へえ、そりゃーお前の大師匠だね

F>北奥神の教室で2~3年修業したかな。懐かしいなぁ。北奥神はユーモアがあって、すごく親しみやすいから、写真を撮るのがいつも楽しかったよ

Y>俺もそんなやさしい師匠に習いたい

F>ふだんは冗談ばかり言ってやさしい北奥神だけど、写真をみると顔が変わるんだよ。まさに写神の顔になる。ボクが修行してたとき、いつも北奥神に言われたのが、「極限までそぎ落として、思いを伝えろ!そして写真で説明したらダメだ!」ってことだった。ボクの永遠の課題なんだけどね。「写真は俳句と同じ」とも言ってたね

Y>やっぱり結構厳しい神じゃない?

F>指導するときはね。普段は町で合うと「奥さん元気?」って気安く声をかけてくれたりするよ

Y>「奥さん」って、お前結婚してたのかよ?

F>まあね。あと、北奥神は撮影マナーにも厳しかったね。「京都で撮影禁止の寺社が増えたのは、マナーの悪いカメラマンのせいだ」っていつも言ってたよ。だから、人に迷惑をかけたり、自然を破壊して撮った写真なんて見るに値しないんだって

Y>はい、肝に銘じます

F>そうそう、いまね北奥神がweb個展「京の四季~モノクロームの世界~」っていうのをやってるよ。一切の色情報をなくし、必要最小限の素材でわびさびを表現する究極の世界。子ども写真の参考にもなるから是非見てごらんよ。2013年12月15日までの期間限定公開なんだって

Y>12月15日?それ明後日じゃないか?もっと早く言ってよ!

 

【北奥耕一郎】
京都在住写真家。京都市観光親善大使。
北米大陸横断などを含め、世界50カ国以上を取材。
現在は京都をテーマに作家活動を続ける。
写真集「京の四季」「京艶」「風の雅」「小町」など多数
webサイトはこちら

 

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